fc2ブログ

体力

自律神経が乱れている状態というのは、主に交感神経が過剰に緊張している状態です。
交感神経が緊張すると、体力を消耗します。筋肉や血管を縮めたり、心臓を早くしたり、血圧を上げたり、血糖値を上げたりします。この交感神経の反応には、かなり忙しく体の色々なところがはたらくのです。


当院では、ほぼ必ず体力のお話をします。
○○さんは交感神経がかなり緊張しているので、体力がかなり消耗していますね。というお話をします。
すると患者さんは、
じゃあ先生、私頑張って腕立て伏せと腹筋します!
という方がいます。


運動をすれば、体力を入れる器は大きくできます。しかし、器の中の実際の体力は消耗します。

元気な時に運動をして、爽快感や充実感を感じていれば、器も大きくなり、体力も溜まってきます。しかし、もうすでに体力が少ない状態で運動をしても、かえって体力を消耗して後に疲労感が残ってしまいます。(運動の強さによりますが)


自律神経は、ある状況に対して体を適応させる働きです。体に組み込まれている自動システムです。
どんなに優秀で高性能なシステムでも、使い続ければかならずどこかに異常がでてくるものです。
自律神経もそうです。かなり高性能なシステムですが、疲労とストレスが過ぎれば、体を適応させるのに忙しくなり、やがてシステム異常を起こします。
この状態が自律神経失調症です。

急に動悸がしたり、夜寝る時間なのに寝れない、食事の時間なのに食欲がない、仕事なのに集中できないなど、その状況に体がちゃんと適応できなくなってくるのです。
こういう適応させるにも体力が必要なのです。


あなたは、仲間が頑張り過ぎて調子を崩した時、何と声をかけますか?
きっと、
お疲れさまがんばったね、少し休んで。と言ってあげるのではないですか?


自律神経失調症は色々な症状があって、不安もあると思いますが、ぜひ、自分の自律神経にも少しねぎらいをしてあげてください。

そして、まず体と心を休ませて体力を回復させてください。
スポンサーサイト



無料自律神経勉強会

こんにちは。代々木上原健療院の佐藤です。
この度3月20日火曜日、午後2時15分~4時45分まで、患者さん向けに無料の自律神経勉強会を川崎院で行なうことになりました。
今回で11回目になりました。

最近、テレビなどのマスコミでも自律神経を取り上げていますが、その特徴や症状については、皆さんまだまだ分からないことが沢山あるのではないかと思います。
今回はより理解をしていただこうと、いつもよりも時間をのばしております。

自律神経の症状は不安定というのが症状です。
良い日があったと思えば次の日は調子が悪いなど。こうなるとより不安を抱いてしまいますよね。

是非この機会に少しでも理解していただいて、何だかわからない不安を和らげていただければと思っております。

参加ご希望の方は各院で承っております。お待ちしております。

当院のアイドル


今日でオープン一週間が経ちました。

オープンしたてで院内がどこか寂しかったので、何か植物でいいのがないかと探していたら…




完全に一目惚れです(o^^o)
管理も手間いらずでいい買い物しました。

毎日これに癒されております。
来院された方、是非撫でてやってくださいね(^^)
受付で待ってます!




行き過ぎが症状を生む


患者さんとお話しをしていると、こうでなければいけない、などこだわりが非常に強い方がいます。
この~でなければならないというこだわりを超自我といいますが、これが多いととてもストレスがかかりやすくなります。

例えば仕事で、自分は早く仕事場にくるのに、あの人はいっつもギリギリにくるわ。イライラする。

この人は、仕事場に早く来なければならないという超自我が強いのです。遅刻している訳でなければ大丈夫なはずです。しかし仮にそれで仕事が出来ていなければ別ですが…。

皆さんそれぞれ色々な考えを持っていますから、自分の~でなければは、他の人に当てはまるとはかぎりませんよね。

こういった超自我が、頑張り過ぎ、気負い過ぎ、考えが極端、物事を考え過ぎなどの行き過ぎを生みます。
体の中では、その時交感神経を緊張させています。体と心の偏りが続くと、やがて免疫を狂わせ病気になります。
内臓に潰瘍ができたり、関節痛がしたり、風邪をひきやすかったり。自律神経が乱れているので、めまいや食欲がない、疲れているのに眠れない、最近アゴが疲れるなど症状が出てきます。
更に緊張状態が続けばガンになりやすくなります。

何か起きた時に、いつもこうなってしまう、いつもこう考えてしまう、いつもこう捉えてしまうなどがあれば、それが非常にストレスとなっている可能性があります。

体には交感神経と副交感神経があるように、働く時、休む時、ONとOFFで調整するように、体のしくみとして出来ているのです。

行き過ぎばかりでは、体がまいってしまいます。
一度調子を崩してしまったら、無理をせず、休養してください。

もし休養をしてもなかなか回復しない場合は、すでに副交感神経が働きにくい体になってしまっている可能性があります。

その時は誰かに相談する、施術を受けるなど、自分だけで抱えていないで、助けを求めてあげてください。



オープン

先日、代々木上原健療院がオープンしました。

代々木上原は新宿からのアクセスも良く、東京メトロ千代田線も乗り入れています。
都内の方や、遠方の方が来院しやすくなりました。
先日も、都内の方が多く来院されています。


体調が優れない方、どうか我慢せずご自分の体をいたわってあげてください。

より多くの方に良い施術を提供出来るよう、取りくんで参ります。


代々木上原健療院、どうぞよろしくお願い致します。