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義務と欲求

義務。
これは、私たちが社会生活を送る中で、最低限・必然的に守らなくてはならないもの。
「すべき」ということです。


現在日本では、国民の義務(普通教育を受けさせる義務・勤労の義務・納税の義務)という憲法で定められた義務があります。
これらの義務のおかげで、一定水準の知識・生活が得られています。
つまり、義務とは私たちの土台となる部分を作るもの、とも言えるのです。


一方の欲求は、「したい」という自分の喜びに繋がるものです。


なぜ、今回このような話をしようと思ったか。


患者さんに「今、楽しみは何かありますか?趣味はどうです?」という質問をします。
多くの患者さんはこう返事します。「うーん…特にないですねぇ」と。


何気ないこの会話ですが、私は非常に危機感を覚えます。


当院の患者さんは自律神経失調・うつの方が多く来院されています。
原因は本当に様々ですが、共通点もあります。


それは…
楽しみが無い。
これだけエンターテイメントの多い時代にです。


うつ病の症状の一つに、興味・関心の消失というものがあります。
ですからうつ病になると、現在の楽しみは無くなります。ですが、過去にはありましたか?と訊いても、「特にありませんね」という返事が多いのです。


中には自分は楽しんではいけないと思っている方もいました。


つまり、「すべき」と「したい」のバランスが悪いのです。
生活の中で“すべき”が多いのです。


それは、
責任感が強いのか。
完璧主義なのか。
自尊心が足りないのか。
良い人であろうとし過ぎるのか。
色々あると思いますが、無意識に自分に課しているものが多い気がします。


また、欲求には「してもらいたい」という他者に求める欲求と、純粋に「したい」という自分に対する欲求があります。
あまりに「してもらいたい」が多ければ、満たされないことも多くなります。


ですから、欲求の中でも自らしたいという自己欲求を持つということが大切です。




自分に課している「すべき」
自分で「したい」
他者に求める「もらいたい」


精神的ストレスで体調がいまいちな方。
改めて今、これらバランスを見直してみてもいいかもしれませんね。
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